【入門】後悔しない角栓の取り方~正しい毛穴ケア方法

角栓は取り方次第で悪化します。

ネットで広がっている角栓の取り方は後悔する可能性大。

また再発するまでの時間が短くて、何度も角栓取りをしなくてはいけません。

角栓取りは繰り返せば繰り返すほど毛穴が開きます。そして一度開いた毛穴は一生元に戻りません
後悔したくないなら、思いつく限りの角栓の取り方は忘れるべきです。

ネットで話題の角栓の取り方とダメ出し

綿棒+オイルクレンジング

ネットで広まっている角栓の取り方は何が問題なの?

余計に角栓が溜まりやすくなるからアウトです。

唯一マシなのがオイルクレンジング+綿棒の取り方。即効性を求めるならこれですよ。

他のはどれも肌を痛めます。

1.オイルクレンジング+綿棒(一番マシ)

今一番支持されている方法がこれ。一番マシ。やるんならこれ。

オイルクレンジングを綿棒の先にたっぷり付けて、角栓の上を優しくコロコロ。

確かに角栓は落ちます。

ただし、角栓の頭だけです。飛び出している部分。

これでザラつきはマシになりますが、すぐに角栓の頭は復活します。2,3日後には元通りです。

この方法は肌に優しいほうですが、頻繁に繰り返すとオイルクレンジングのせいで肌からセラミドが奪われます。

すると次第に乾燥してきて余計に角栓が増え、角栓の頭が復活する間隔が早くなります。

いつまでこんな面倒なことを繰り返すのかって問題も。

2.ニベアパック(意味不明)

謎。誰が言い出しのかまったく。

ニベア青缶をたっぷりと顔に塗りたくり、まるでパイを投げつけられたみたいにします。

しばらく放置して洗い流します。

すると角栓が!!

この仕組は綿棒コロコロと同じです。

ニベア青缶の成分表を見れば分かりますが、主成分やミネラルオイルなんです。鉱物油。

1,000円以下のオイルクレンジングやベビーオイルと同じです。

それをワセリンで固めたような製品なので、ある意味オイルクレンジングのパックをしているのと変わりません。

洗顔して落とすときに、オイルとワセリン(これも鉱物油)が抵抗します。しつこく洗う必要があり、その際にセラミドが大量に失われます。

なので綿棒コロコロよりもっと凶悪。

角栓だけでなく、肌が薄くなって肌荒れしやすくなります。

意味がないのでやめましょう。

3.毛穴すっきりと評判の洗顔料(だまされてるだけ)

ハッキリ言いますが、洗顔料だけで角栓は取れません

なぜなら、角栓の大半は角質。そこに皮脂が混ざっている状態が角栓。

料理の様子
  • 角質・・・たくさん
  • 皮脂・・・適量
  • ほこり・・・気持ち程度
  • その他・・・お好みで

洗顔料は界面活性剤が含まれています。

界面活性剤は油と水をくっつける仲介人みたいなもの。

だから皮脂汚れも落ちます。

ですが、角栓って大半が角質。つまりタンパク質。

洗顔料でタンパク質が分解できるかというと無理です。

それだったらオイルクレンジングのほうが落ちます。オイルだから角栓に含まれる皮脂を溶かすからです。

毛穴スッキリと評判の洗顔料は、界面活性剤の力や保湿剤で、洗顔直後に水分を多く残しています。お風呂上がりって角栓が目立ちにくいでしょ?あれと同じ状況をつくっているだけ。

確かに肌の汚れ具合とマッチした洗顔料なら、それを使い続けることで角栓は目立たなくなっていくでしょう。

でも洗顔料が角栓を落とす効果なんてないんですよ。

セラミドが減ると角栓が増える

セラミドと角栓の関係

なぜネットの方法は角栓が余計に溜まるようになるの?

ダメな角栓の取り方は、決まってセラミドを減らしちゃうからです。

セラミドは角質層にある保水成分。乾燥肌=セラミド不足です。

角栓ができやすい人は乾燥肌です。自覚ありますよね?

男性は皮脂が多いから乾燥肌って自覚がないでしょうが、いわゆるインナードライなので乾燥肌です。

セラミドが減ると肌が乾燥してバリア機能が落ちます

バリア機能というのは、薄い肌を守るための防御機能。

セラミドが水分を溜め込むことで、外からの刺激をブロックしています。

つまり、セラミドが不足すると肌は弱くなります。肌荒れもしやすくなります。アトピー肌はこれの典型例。

セラミドは急に増やせないので、代わりに角質を増やそうとします。足のかかとみたいに、顔の角質を分厚くして防御力を高めようとします。

そのため、角質がどんどん生まれてきてしまい、角栓の材料が増えちゃう

しかも急に急いで作った角質なので剥がれやすい。脆い。

というわけで、毛穴にどんどん落ちて溜まり角栓化するというわけ。

同じ理由で、バリア機能を補うために皮脂が出やすくなります。これも角栓の材料。

角栓取りは入浴後が一番チャンス

角栓取るなら入浴後

できるだけセラミドを減らさない取り方は?

できるだけ肌水分量を高めてから取ると、取れやすくて肌を痛めづらいです。

角栓は大半が角質です。

お風呂に入ったとき、ふと体をかくと垢が爪に溜まることがあります。

乾いていたら絶対にあんな風になりません。角質に水分が多いと剥がれやすくなるからです。

だから角栓取りの前に、できるだけ肌水分量が高まった状態を作るのがコツ。

ただし!

直後に、後に紹介するセラミドケアが必須。これがセットじゃないと角栓は再発しやすくなるので注意。

1.入浴後半やお風呂から出た直後・蒸しタオル

  • 入浴時間の後半、出る直前
  • お風呂から出てまもなく
  • 蒸しタオル(レンチン)

などで角栓が緩みます。

上から順に緩む力が強いです。

ただ注意したいのは、決して綿棒を強くコスってはいけません。

あくまでオイルクレンジングの力で落とすように。

肌水分量を高めたのは、角栓を取りやすくするためではなく、摩擦を減らしてセラミドを守るためと思ってくださいね。

2.化粧水後は意味無し

化粧水をたっぷり塗っても角栓には関係ありません

なぜなら、化粧水を塗ってもほとんど浸透していないからです。

化粧水を塗ると肌がしっとりしますが、明らかにお風呂上がりのときとは状況が違います。

化粧水では角栓を緩めることができないのです。

お風呂や蒸しタオルは熱があります。

熱を与えることで水分が浸透しやすくなります。

なぜならセラミドが溶けるからです。

セラミドは脂質なので、水よりお湯のほうが溶けます。といっても実際に溶けるわけじゃありませんが。

お風呂のお湯や蒸しタオルの熱により、通常より水分が浸透します。頑固な角栓も緩みます。

ですが、化粧水はセラミドに跳ね返されるため、その大半は肌表面を濡らしているだけです。

角栓ができない肌=余計な角質ができない肌

角栓ができないようにする方法はあるの?

ありますよー。

なんでみんなやらないのでしょうか。不思議です。

角栓ができる原因は、

「余計な角質ができる」

これ1つです。

皮脂が多すぎても角栓ができるわけじゃありません。皮脂が酸化しやすいので角栓が黄みがかったり、黒ずみやすいだけです。

余計な角質ができなければ角栓はできません。できても目立ちません。

もう取る方法にこだわらなくてO.K.です。

セラミドを増やせば余計な角質が生まれない

どうやって余計な角質ができるのを防ぐのか?

簡単です。

セラミドを減らさず増やせばいいだけです。

セラミドさえしっかり増やしておけば、洗顔やクレンジングを長めに多少荒くやっても大丈夫です。

なので、今から角栓取りを「綿棒+オイルクレンジング」でやる場合は、洗顔後にセラミド補給をしておくと、次回の角栓取りが段違いに楽。そしていつの間にか角栓が分からないほど目立たなくなってきます。

セラミドを増やす方法

どうやってセラミドを増やせばいいのか?

セラミド配合化粧品を塗るだけです。本当にそれだけ。

1.ヒト型セラミド美容液を買う

セラミドAPやセラミド1など、セラミド〇〇となっている表記があるのがヒト型

ヒト型以外に天然セラミド、疑似セラミドなどがありますが、どれも表記が違うだけでなく効果も全然違います。

ヒト型は人のセラミドと同じ構造なので、一番角質層に入って馴染みます。つまり水分保持力を発揮してくれます。

広告宣伝だと「セラミド」配合って書いてあっても、実はヒト型じゃないってことは多いです(正式にセラミドと表記できるのはヒト型だけですが)。

成分表で「セラミド○○」となっているものを選びましょう(例外もありますがまずこれでO.K.)。

そして選ぶべきは化粧水じゃなくて美容液。

セラミドは溶けにくい成分で水には特に溶けません。油分が多いクリームが一番高濃度にできますが、角栓ができやすい人はクリームが詰まるのであまり良くありません。

結果、テクスチャーも成分も自由にできる美容液が一番効率もコスパもいいんです。

2.入浴後など角質が緩んだ状態で洗顔

角栓の多くは余計な角質。角質はいつ落とせばいいかというと洗顔のときです。

ピーリングはしないほうがいいです。削りすぎてしまう恐れがあり、バリア機能を落として逆効果になる可能性あり。

おすすめの角栓対策洗顔タイミングは、入浴後など肌が温まっていて角質が水分を含んでいる状態

この状態で優しく洗うことで、摩擦を減らせるのに余計な角質が自然に剥がれてくれます。

本当に優しくでいいです。

余計な角質がスッキリ落ちて、なおかつセラミドも守られます。

3.セラミド美容液を塗る(化粧水はこだわらなくていい)

洗顔が終わったら水気をタオルで取り、すぐにヒト型セラミドをの美容液を塗ります

化粧水は?

と思うでしょうが、セラミドを一番浸透させたいなら洗顔直後です。

セラミド美容液自体にも水分は含まれています。化粧水は量があるだけで、水分割合自体は美容液とそんなに変わりません。

化粧水をいくら塗ったって乾燥するし、角栓も減らなかったでしょ?

一番必要なのはセラミド。

洗顔直後に使うのが不安なら、化粧水を控えめにして塗りましょう。化粧水を塗りすぎると、化粧水に含まれるその他成分によってセラミドの浸透が悪くなります。

オイルクレンジングは植物油の高級なのがベスト

綿棒でコロコロするときに使うオイルクレンジングは、植物油主体の高級なオイルクレンジングがベスト

ドラッグストアでジョンソンアンドジョンソンの800円くらいのがありますが、予算に余裕があるなら植物油。次にエステル系。

なんで植物油がいいかというと、肌への悪影響、つまりセラミドへの悪影響が少ないからです。

安いオイルクレンジングはミネラルオイルを使っています。

非常に脱脂力が強いのですが、角栓と関係ない部分にも付着するので、あまり長時間付けたままにすると乾燥します。

一方で植物油のオイルクレンジングだと、数分放置するパックケアができます。

角栓が目立つ小鼻や頬、アゴ周りに塗布して5分ほど放置

その後、綿棒でコロコロします。

オイルが角栓に浸透して柔らかくなり、より角栓の頭が取れやすくなります。

また普段のメイク落としにも植物油系のオイルクレンジングがおすすめ。

メイク浮きが早いし脱脂力が控えめなのでセラミドを減らさずに済むからです。

ヒト型セラミド化粧品の例

ヒト型セラミドの売れているブランドを紹介。

特にアスタリフトは洗顔直後に使える先行美容液

価格は高いですが使った人はこぞって「肌が違う!」と言います。

ドラッグストアや大型スーパーのコスメコーナーでテスターが置かれていることがありますが、みんな塗りに来るのかいつもありませんね。

洗顔直後に使う先行美容液。ジェリータイプで伸ばしやすく、しっかり洗顔しても乾燥知らず。

セラミドの濃度、浸透性ともに高く、角栓ができる原因となる角質バランスをバッチリ整えてくれます。

角栓のためだけでなく、潤い保持もかなりのもの。これさえ塗っておけばクリームとか不要です。皮脂不足な人はオイル美容液を仕上げに塗るくらい十分。非常に軽いのに乾きを忘れるほどです。

POINT!
価格は高いです。ただ、ドモホルンリンクルみたいに何点も重ねる必要なし。これ+αで済むので、案外とお金はかからないんですよ。

ETVOS モイスチャーライジング

ヒト型セラミド5種類配合のコスパ抜群の美容液

白濁した乳液タイプ。といっても油分は控えめでオイリーな人も安心。

アスタリフトのようなモチっと感はありませんが、非常にナチュラルで軽い仕上がり。価格もアスタリフトの半分なのでこっちのほうがお求めはしやすいでしょう。

先行美容液として使っても化粧水は弾かれません。セラミド以外の美容成分も多いので、コスパ重視ならっこっちが満足するかも。

POINT!
内容に比べると価格が安すぎるのですが、結構シンプルな容器とデザイン。またTVCMもしていないのでコストがかかっていないからです。中身を純粋に求められるいいブランドです。

綿棒コロコロ+普段のセラミドケアに使えるオイルクレンジング

アテニア スキンクリアクレンズオイル

植物油を5種類配合したエステル系オイルクレンジング。W洗顔不要なので摩擦刺激をカット。セラミドを守れます。

完全な植物油主体ではありませんが、その割には破格の安さ(2ヶ月分で1,800円くらい)。

綿棒コロコロのときのオイルクレンジングパックにも使えますし、普段のメイク落としもとにかく早い。それなのに肌がつっぱらないのは、植物油をうまく使っているから。

角栓対策全般に使える一番安いアイテムがこれです。

POINT!
植物油主体だと最低3,000円以上はします。このオイルクレンジングなら植物油もそこそこ入っていて何とかなります。綿棒コロコロの即効性と、ただ毎日使うだけで角栓が溜まりにくくなるのを実感。

【まとめ】絶対に公開しない角栓の取り方

即効性あり

1.オイルクレンジング(非ミネラル)を用意する

2.入浴中や風呂上がり直後、蒸しタオル後に1.を角栓付近に塗る

3.5分ほど放置

4.綿棒で優しくコロコロ回すように角栓をなでる(強くこすってはダメ)

5.洗い流す(W洗顔不要タイプが望ましい)

角栓を減らす・作らない手順

1.ヒト型セラミド美容液を用意する

2.入浴直後など角質が温まりふやけているときに優しく洗顔

3.ヒト型セラミド美容液を塗る

4.毎晩繰り返す(具合によって朝も)

使える化粧品・対策コスメの例

1.アスタリフト ジェリーアクアリスタ
2ヶ月半分くらいで13,000円とまずまず高価。ただ洗顔直後に適した先行美容液。角栓対策としてアピールされていないが、その変化は目をみはるものがある。

2.ETVOS モイスチャーライジングセラム
コスパに優れた乳液タイプの美容液。アスタリフトには手が出ない場合はこっち。ただアスタリフトより塗る量が増えるため(アスタリフトはかなり少量でO.K.)、実質の価格差は思ったほどない。美容成分多数なのでこっちを選ぶ人も多い。

3.アテニア スキンクリアクレンズオイル
植物油を豊富に配合しながら安価なオイルクレンジング。W洗顔不要なのも角栓対策にバッチリ。綿棒コロコロと毎日のメイク落としに使え、勝手に角栓対策できるのがポイント。特に角栓に馴染みやすい植物油を配合している。